自己紹介

    はじめまして。初期研修医をしているDr. Kです。

    このブログでは大学生活や、初期研修医としての日常などを発信します。

    ここでは簡単な自己紹介をします。

    医師を志した日

    私は小学生の時に急性虫垂炎で緊急手術・入院を経験しました。あれは忘れもしない定期試験の日、試験の終盤にお腹の鈍い痛みを自覚しました。試験は無事に終わりましたが、下校の時間にはあまりの激痛になっていました。痛みに耐えかね、前屈みになって手をつきながら帰宅しましたが、友人や親には「寝れば治るから大丈夫!」と言って元気に振る舞っていました。しかし夜中、あまりの激痛に寝ることができず、気づけば救急搬送されていました。搬送された病院では破裂寸前まで悪化した急性虫垂炎が発見され、緊急手術・入院が必要との判断がなされました。しかし夜間だったこともあり、搬送された病院には小児の手術をできる医師はいなかったのです。一時はどうなることかと思っていましたが、もう少し待てば手術ができるとのお話があり、無事に手術を受けることができました。その後入院中、実は執刀してくださった先生は当時帰省中で、かなり遠いところから大急ぎで駆けつけてくれたということを知りました。その先生がいなかったら自分はどうなっていたのだろうかと考えると共に、自分も将来は医師という形で社会に貢献したいと志すようになりました。

    大学生活

    中学・高校の間も志は変わることなく、卒業後は医学部に進学しました。入学後、部活とバイトと試験で忙しい日々を送っていた中、突如世界的な社会問題になったのが新型コロナウイルスの感染拡大でした。一人暮らしをしていたため、友人たちと会えない日々は本当に苦しいものでした。しかしその一方で授業のオンライン化、部活の停止によって大量の時間が生まれたのです。生まれた時間を少しでも有意義にしようと考え、医学の勉強をしながら、趣味としてプログラミング統計AI作りに挑戦しました。これらは気がつけば趣味の域を超え、エンジニアとしてのバイト、工学部系研究室での研究・論文発表、統計検定1級取得、Kaggle(AIの性能を競う大会)でのメダル獲得を達成しました。これらの経験を元に、統計やITに詳しい医師として医療とITの間を繋ぎ、より多角的な視点で医療の業界に貢献したいと考えるようになりました。

    このブログを作った理由

    私は大学生の時、医師の先生方はどのような仕事をしているんだろう、大学での勉強とどのように違うんだろう、志望診療科はどうやって決めていくんだろう、といったように医師としての生活に様々な疑問を抱えていました。部活の先輩から話を聞くこともできましたが、どうしても真面目な話ばかりではつまらないと思い、聞きにくいと感じることがありました。そこで、まずは初期研修医としての日常を発信してみようと思ったのです。まだ医師としては駆け出しの身であり、偉そうなことは何も言えないのですが、実際に働く一研修医として何を考えているのか、そしてどのように成長していくかをこのブログを通して見守って頂けると幸いです。まずは毎週月曜日朝6時での定期投稿を目標に頑張ろうと思っています。X(旧Twitter)のフォローや、良いね!と思った投稿を共有していただけると励みになります。何か発信して欲しいことがありましたらXか、お問い合わせフォームにてご連絡下さい。

    以上、自己紹介でした。