先日引っ越しをしていた時、知らない間に膨大なモノに囲まれていたことに気付かされました。
そこでミニマリストとは何か、その魅力について迫っていきたいと思います。
ミニマリストは
ミニマリストとは「最小」を意味する英語「minimum(ミニマム)」を語源として、必要最小限のモノで生活するライフスタイルを示します。この記事ではそれによるメリット、デメリットについて議論したいと思います。
メリット
お金がかからない
「〜の記念に」と言って買ったTシャツや小物。結局1度や2度しか使わずに放置したことはありませんか。ミニマリストの生活を心がけることで、モノを買う際に「本当に必要なのか」を考えるようになります。それによって不要なモノを買わなくなるためお金がかかりにくくなります。またモノが少ないことで家の広さも小さくて済むため、家賃も低く済む傾向があります。
引越しの時に楽
これは私が記事を書くきっかけになったことなのですが、モノが少ないと引越しが楽になります。特に医師というのは引越しが多い職業であり、不要なモノを普段から買わないようにするだけで、引越しの時に断捨離大会をする必要が圧倒的に減ると考えられます。
掃除が楽
モノが少ないと掃除も楽になります。得に大きな本棚や、大量の小物が置かれている家では埃が溜まりやすく、掃除に時間がかかってしまいます。埃が溜まっていると衛生的にも良くないといえるため、ミニマリストではそう言った点も魅力の一つになります。
仕事で成果を出しやすくなる
仕事で成果を出しやすくなる理由は大きく二つがあります。
- 集中しやすい
- 決断の力を温存できる
まずはモノが少ないことで集中しやすい環境になります。集中して仕事に取り組むことで成果が上がりやすくなると言えます。また、決断の力が温存できるのも大きなメリットの一つです。人は無意識のうちに膨大な量の決断を下しています。今日は何を着るか、どのバッグを使うか、傘は持っていくのか、と挙げていけばキリがありません。こう言った決断にはかなりのエネルギーが使われていると考えられており、その回数が多いと意思決定の質が低下するとされています。スティーブ・ジョブスが決断力を仕事でより発揮できるように、毎日同じ服を着ていたというのは有名な話ですよね。そこで役割が重複するモノを減らしてミニマムにすることによって決断力を温存し、仕事の効率を上げることが期待できるのです。
写真: Justin Sullivan/Getty Images, 引用: 日経ビジネス
デメリット
QOLへの投資を躊躇う場合がある
QOLとはQuality of lifeの略で、生活の質を意味します。例えば私の場合、QOLを上げるためにアレクサ(Amazon、楽天市場)とスイッチボット(Amazon、楽天市場)を使い、以下のような自動化を導入しています。
- 電気の点灯・消灯
- テレビの使用
- エアコンの使用
アレクサに話しかけるだけで家電やスイッチの切り替えを自動で行うことができます。朝は時間を指定して電気をつけて起きやすい環境にすることができ、夜は電気を消しに行かなくてもアレクサに話しかけることでベッドの上から消灯できます。またテレビについてはスイッチボットアプリを使えばリモコンなしで操作することができ、エアコンは話しかけてON/OFFを切り替えられるのはもちろんのこと、アプリを使えば外出中に外から操作することもできます。もちろんアレクサはBluetoothで接続してスピーカーとして使うこともできます。
引用: REVIEWZOO
このように非常に大活躍しているアレクサ+スイッチボットなのですが、ミニマム思考に囚われていたら購入できなかったのかもしれません。何かを購入する時、それによって自分のQOLがどのように変化するのかを冷静に考えて判断する能力が重要になります。「購入しないこと=ミニマリスト」ではないということに注意しましょう。本当に必要なものを判断する能力が試されると言えます。
まとめ
メリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
お金がかからない 引越しの時に楽 掃除が楽 仕事で成果を出しやすくなる | QOLへの投資を躊躇う場合がある |
購入時の判断に注力すれば、QOLを保ったままミニマリストとしてのメリットを享受できるはずです。先日の引越しからミニマリストを目指すようになり、その下で購入品を検討したり、不要なモノを捨てたりしました。ミニマリストに便利なモノやその後の経過はこちらのブログで発信していきたいと思いますので、ブックマークやX(旧Twitter)のフォローをよろしくお願いします。
以上、『ミニマリストの魅力』という話題でした。
駆け出し医師Dr. K
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